店名のRIZOは、エスペラント語で「米」の意味。フレンチビストロですが、注文毎に南部鉄器ココットで炊く、リゾットでもパエリアでもないオリジナルの炊き込みご飯をスペシャリテの一つとしています。

そんな当店のお米料理で使用するのは、シェフ盛田がRIZOをオープンする10年ほど前からお世話になっている、山形県新庄市の高橋保廣さん、広一さんが育てる、在来品種「さわのはな」。一般には流通しておらず、その希少性と美味しさから「幻の米」と呼ばれ愛され続けています。

胚芽が通常の倍ほどもあり、生命力が強く根腐れしにくいことから、土壌ミネラルなど栄養素をより多く取り込むことができ、無農薬無化学肥料の自然農法に適しています。またその食味や薫りの評価は非常に高く、冷めてもずっと美味しいお米、とも言われています。ただ、収穫歩留まりが少し良くないこと、その胚芽の大きさのために白米に精米すると小粒になってしまうこと、などの理由から、徐々に市場から姿を消していきました。

それでも、その抜群の美味しさから、一部の農家さんが自分たちで食べるために生産を続け、種をつなぎ続けてくれています。そんな希少で価値のあるお米を、RIZOでは高橋さんから直接送っていただくことで、最高のお米料理として提供することが出来ています。

また、一般的なお米は、その多くが複数生産者のブレンド米で、シングルオリジン（単一農家産）の純粋なお米の美味しさを知る人は、実はそれほど多くないのかもしれません。その点でもこちらのお米は正真正銘のシングルオリジンですからお勧めです。

お届けするのは精米歩合5分のもの。白米を10分精米、玄米を0分精米、としたときの5分です。これは、まずお米の持つ栄養素をなるべく損ないたくない、という理由があります。とはいえ玄米は食味的に主張が強すぎて、他食材との相性が悪い場合も多々あり、炊飯手順も少し煩雑になってしまいます。その意味で、白米と同じように扱えて、かつ栄養素も残している5分づき米をRIZOでは選びました。また、炊きあがりに少し食感を残したい、という理由もあります。

【名称】精米（5分づき）
【原料玄米】単一原料米
産地：山形県新庄市
品種：さわのはな
内容量：1㎏

・美味しいお米の炊き方指南書つき（炊飯器でも各種鍋でも、研ぎ方から炊き方はもちろん、炊き上がったご飯の扱い方や保存方法まで、ものすごい長いですが価値ある指南書だと自負しております笑！）
・単品でのご注文は常温便、他商品と同梱の場合は冷凍便での発送となります
・一回のご注文が合計で5㎏（他商品も含む）を超える場合は、設定されている送料で発送ができませんので直接お店までお問い合わせください